いちご畑よ永遠に

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One Year Of Love - Queen

youtu.be

アルバム『カインド・オブ・マジック(A Kind Of Magic)』収録曲。

今月はLove特集でタイトルにLoveがつく曲を三連続でお届け!!…というわけではなく笑 えー個人的な話になりますが4月23日にこのブログを開設して一周年になるということで、今回はその記念にこの曲を選んでみました。タイトルにOne Yearってあるからだという単純明快な理由です笑 その曲が私のお気に入りのクイーンメンバーであるジョン・ディーコン作品なのは完全にわざとですが笑、4月17日の『ボヘミアン・ラプソディ 』DVD発売、そして来年1月の来日公演決定!と何かとタイムリーな選曲になったのは完全に偶然です。マイナー曲でクイーン来日のお祝い向きではないとはいえ、なんというラッキーパンチ…。

で、肝心の曲の内容ですが、歌詞の内容はすごくストレートなラブバラードです。歌詞に出てくるPain is so close to pleasureという一節をフレディが気に入ったらしく、そのままアルバムの次の曲のタイトルに繋がっています。ディーコンさんのラブソングといえばYou're My Best FriendYou and Iなんかがパッと思い浮かびますが、あちらが明るいポップよりの曲だったのに対してこちらはしっとりと大人な雰囲気が漂っています。アレンジなんかは凄く80年代的で、なんとギターソロがない代わりにサクソフォーンが使われています。ブライアンがこれをどう思ったのかは定かではないですが、同じアルバムのブライアン作Who Wants To Live Foreverではベースが完全にハブられてます。PVでも一人慣れないコントラバス持たされており、またライブでも2番のサビまで出番なしです。が、まあ一先ずそれはさておき、One Year Of Loveでの扱いにブライアンがどう思ったのかは定かではありません(意味深に終わらせるな)。

しかしこれしかりI Want To Break Freeしかり、この頃のディーコンさんのラブソングは「おいおい大丈夫かそれ…妻子いるんだよな…?」と勝手にヒヤヒヤしてしまいます。ディーコンさんはこの曲については「完全に映画用に作ったものだから…」とコメントしてますが…。でもそれ以前にも70年代のアルバムJazzのIn Only Seven Daysでアバンチュール感漂う作詞を包み隠さず行ってたんだけど…うんもういいや(いいのか?)










One Year Of Love

たった一年だけの恋だとしても
生涯一人でいるよりは良い
君の腕に抱かれて過ごす愛に満ちたひと時は
流れ星のように僕の心へ落ちてゆく


君がいないと毎日雨模様
僕は君の愛にとらわれた囚人
この身は君の側でバラバラに散らばっている


君の心に向かって泣き叫ぶ僕の心
寂しい時も君がいれば救われるんだ
この手が君の掌へと伸びる
凍える日も君が僕の心に火を灯してくれる


僕の唇が君の唇を求める
どうしても君に触って欲しいんだ
言葉にしない想いがまだまだ沢山あるんだ
僕はこのひと時に身を委ねることしかできない
降参して身を任せるしかない


今まで誰も僕に教えてくれなかった
愛がこんなに痛みを伴うものだなんて
(そう、苦痛を伴う)
そして苦痛と歓喜紙一重なんだ
僕はこのひと時に身を委ねることしかできない
君の愛を前にひれ伏すしかない


たった一年だけの恋だとしても
生涯一人でいるよりは良い
君の腕に抱かれて過ごす愛に満ちたひと時は
流れ星のように僕の心へ落ちてゆく


君がいないと毎日雨模様
僕は君の愛にとらわれた囚人
この身は君の側でバラバラに散らばっている
僕にできるのはただひれ伏すのみ…