いちご畑よ永遠に

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Freaky Teeth - Noel Gallagher's High Flying Birds

youtu.be

 

作詞作曲ノエル・ギャラガー。アルバム『チェイシング・イェスタデイ(Chasing Yesterday)』Deluxe Editionにボーナス・トラックとして収録。初出は2012年。

商業主義へと堕ちたロッカーについて歌っているのだとしても、それがリアムのことだったとしても、すべては過去のこと、過去の曲。この曲が遂に[正式なアルバム曲]として世にでなかったことも、やはりノエルにとって相当パーソナルかつセンセーショナルに取り上げられやすい曲になってしまうであろう危機意識があったのではないか。しかしこんなかっこいい曲なのに…かっこよさで言ったらチェイシング・イェスタデイに入ってるどの曲にも劣らないと思います。

かつてこのブログでこの訳を掲載しましたが出来は、、だったので(今も大差ないかもしれませんが)修正して再投稿します。

 

 

 

Freaky Teeth

そうさ奴等は知ってたんだ
お前が町の隅の薄暗がりにまで堕ちようとしてるのを
そこで奴等はお前の恐がる切り札を盗みにきた
お前の打つ手も悪くはないが
その痺れるほどの恐怖から逃れるには
お前の愛はちょっとばかし足りないようだな


奴等だってかつてはお前に惚れていたんだ
あの頃お前は魂を込めて歌っていたから
それが今じゃ夜通しお前に催促だ
過去の亡霊どもがお前の瞳から光を盗みにやって来る


母が、妻が、
お前の心臓をナイフでえぐり
お前を置き去りにし、その骨を犬どもに舐めさせた
奴等はお前を雨の如く泣かせたけど
同じくらいお前のことを愛しているんだろうな
神や悪魔がお前の魂を取り上げるまでは


お前が何を遺したのか教えてくれよ
あのガチャガチャな歯並びの女の子にさ
あの娘はお前に女王様から奪った品々を見せたんだろ
彼女はお前の望みを叶え
そして火中へと舞い戻る
お前のタンバリンを奪ったあの敬虔な男と共に


奴等だってかつてはお前を愛していたさ
お前の歌に魂がこもっていた頃は
けれども今じゃ夜通しお前を責め立てる
幽霊たちがお前の瞳から光を盗みにきてるけど


母親、そしてお前の妻が
お前の心臓をナイフで切り裂き
そんなお前の残骸を犬どもの好きにさせて立ち去った
奴等はお前をこっぴどく泣かせたけど
結局のところお前のことを愛してるんだ
神や悪魔がお前の魂に触れるその前に