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How Can I Go On - Freddie Mercury

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フレディ・マーキュリーのソロアルバム『バルセロナ』収録曲How Can I Go On。

悲観的な歌詞は、フレディがこの曲を作った時点で自分の病気に気づいていたのか考えさせる。AIDSのテストを受けたのは(サン紙によるところでは)1986年の秋、結果が出たのが87年の四月終わり。How Can I Go Onが作られたのが87年の春。仮にこの曲が作られたときはまだ結果が出てなかったとしても病気かもしれないという恐怖を抱えた中で作曲されたものである可能性は十分考えられる。

なおこの曲ではQueenのメンバーであるベーシストのジョン・ディーコンが参加している。このアルバムに参加しているクイーンのメンバーは唯一彼だけである。

 

 

How can I go on?


海の支配者たる塩が枯れ果て
王座を追われた私は生身の体で血を流す
あなたが冷たく私を指差すその時
私を信じてくれる者はいるのだろうか
私の嘆きに耳を傾け、寄り添ってくれる者は


過ぎ行く日々をどのように乗り越えていけるだろう
私に力を与えてくれる者など誰がいようか
どこにいけば安寧を得られるのか
この悲しみに満ちた巨大な星に
私の居場所はあるのだろうか


忘れることなどできるだろうか
我々が交わした美しき夢を
いまやそれも失われ、もはやどこにも見当たらない
どうして生きて行けるだろうか


時々暗闇の中無性に怖くなる
いつ人々が私の身を脅かすか分からないと
いっそ民衆の目を逃れ遠く離れた地へ身を潜めようか
誰か私を慰める者はいないのか
神よ、私を見守り給え


過ぎ行く日々をどのように乗り越えていけるだろう
私に力を与えてくれる者など誰がいようか
どこにいけば安寧を得られるのか
この悲しみに満ちた巨大な星に
私の居場所はあるのだろうか


忘れることなどできるだろうか
我々が交わした美しき夢を
いまやそれも失われ、もはやどこにも見当たらない
どうして生きて行けるだろうか