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I Can Hear Music - Larry Lurex


アルバム『メッセンジャー・オブ・ザ・ゴッズ(Messenger Of The Gods)』収録曲。

今月はフレディ・マーキュリーの誕生月。クイーン界隈も映画『ボヘミアン・ラプソディ』効果で例年以上の盛り上がりを見せていますね。と、いうわけで今回紹介する曲はこちら!ビーチボーイズのヒットソングです!(なんでや)すみません、冗談です。いやまあ実際紹介するので冗談でもないんですけど…。

まあ上の動画を見て貰えば分かる通り、今回本当に紹介するのはRonettesという黒人女性グループの歌ったラブソング『アイ・キャン・ヒア・ミュージック』(リンク先は原曲)のビーチボーイズによるカバー、をクイーンがカバーしたものです(ややこしい)もっと厳密に言えばクイーン、ではなくクイーンの前身バンドであるLarry Lurex(ら行多い)の貴重なスタジオ音源です。聞いて分かると思いますが、フレディめちゃくちゃ声が若いです。最初のアルバムの頃よりももっと若くて、天使のような歌声ですね。そしてギター!めちゃくちゃブライアン・メイ!!もうこの頃から個性が確立してたんだな、という驚きと感動がありますね。なおこのバンドはロジャーとブライアンによるSmileの後、フレディ加入後に装いを新たにしたバンド名なのでここに後のベーシストであるジョン・ディーコン氏はいません。もし映画『ボヘミアン・ラプソディ』でディーコンさん加入シーンがすっ飛ばされてなかったなら、Larry Lurexのバンド名も映画に登場していたかも…?いやあ見たかったなあ!!!(恨み節)

ちなみにLarry Lurexバージョンの『アイ・キャン・ヒア・ミュージック』は途中のアカペラっぽいパートが削除されており、そのかわりメイ様の特徴的なギターソロに置き換わっていてそこにオリジナリティを感じます。ビーチボーイズのバージョンもハモリが半端なく綺麗でさわやかで最高なので是非この機会に聞いてみてください(リンクはこちら→I Can Hear Music - YouTube

そういえばこの曲、原曲は女性ボーカルということで女心を歌ったものなんですよね。ビーチボーイズが歌ったことでロマンチストな男性の歌として知られることになったわけですが、そう考えると女性の気持ちとしてもすごくしっくりくるなと思います。









I Can Hear Music

これぞ僕が
思い描いた世界
そう、これがそうなんだ
君が僕を抱きしめているこの瞬間だ
僕はこれまで恋人を持ったことがなかった
だからかな、僕らが二人きりでいる時に


僕の耳に音楽が聞こえるのは
音楽が聞こえるんだ
街の喧騒も今は何処
僕の耳には音楽が
甘美な音色が聞こえているんだ
君が僕に触れる時
そばにいる時は、いつも


君を愛していれば
僕の心はいつだって満たされる
この心のうちの想いは
なんとも説明し難いよ
君が僕を見つめ、キスをして
僕が目を閉じれば、ほらまた聞こえるよ


音楽が聞こえる
音楽が聞こえるんだ
街の喧騒も今は何処
僕の耳には音楽が
甘美な音色が聞こえているんだ
君が僕に触れる時
そばにいる時は、いつも

音楽が聞こえる
音楽が聞こえるんだ
街の喧騒も今は何処
僕の耳には音楽が
甘美な音色が聞こえているんだ
君が僕に触れる時
そばにいる時は、いつも

I Can Hear Music

I Can Hear Music

  • Larry Lurex
  • ロック
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