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Don't Look Back In Anger - oasis

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アルバム『モーニング・グローリー((What's The Story) Morning Glory?)』収録曲。作詞作曲ノエル・ギャラガー

これを初めて聞いた時、母親が「良い曲すぎて自分で歌いたくなったんだろうね〜」と笑っていたのを思い出しますね。これもしリアムが歌ってたら…というのは誰もが一度は考えたことがあると思いますが、今ではノエルの素朴な声のほうがこの曲には合っているなと思います。こうして改めて聴くとセンチメンタルな歌詞、曲調といい、メロディの盛り上がりといい流石は名曲。ワンダーウォールにしてもそうなんですけど、聞き飽きて食傷気味になってもちゃんと聴き直すときちんと名曲たる所以が分かるんですね。ワンダーウォールも歌詞、メロディ、アレンジ共に最高で流石はオアシスの二大アンセムというべきでしょうか。

ちなみに曲のタイトルは英国戯曲『怒りをこめてふり返れ(Look Back In Anger)』とかけてます。これを気に入ったのか後年The Importance Of Being Idleという曲でオスカー・ワイルドの『まじめが肝心(The Importance Of Being Earnest)』という戯曲タイトルをもじってます(こちらのエントリーも参照)。あえて訳すなら『不真面目が肝心』。戯曲タイトルと真逆のことをいうという、Don't look back〜と全く同じやり方ですね。

上の動画はPVなんですが、本来ボーカルなのにノエルが歌ってるせいで終始暇そうなリアムにウケます。

 

 

Don't look back in anger

自分の心に素直になってみなよ
もっと自分にふさわしい場所を見つけようとは思わないの?
そんな場所行ったこともないと君は言ったけど
君が今まで見てきたものすべてだんだんと薄れていってしまうんだろう

 

だからベッドの上から革命を起こすんだ
だって君が言うには僕は頭でっかちの自惚れや
一歩外へ踏み出せば夏真っ盛り
暖炉の側から腰を上げて
そんな顔するのはもうやめろよ
君が僕の胸を焦がすことなどもう無いだろうから

 

それでもサリーは待ってくれた
並んで歩きながらもう潮時だと気がついていたのに
彼女の心が少しずつ離れていく
「すぎたことにくよくよしないで」
君がそう言うのが聞こえた

 

君の行くところへ僕も連れていってよ
朝か夜かも分からないその場所へ
君の人生をロックバンドに委ねるのはやめてくれ
奴らにめちゃくちゃにされるのがオチだろうから

 

だからベッドの上から革命を起こすんだ
だって君が言うには僕は頭でっかちの自惚れや
一歩外へ踏み出せば夏真っ盛り
暖炉の側から腰を上げて
そんな顔するのはもうやめるんだ
君が僕の胸を焦がすことなどもう無いだろうから

 

それでもサリーは待ってくれた
並んで歩きながらもう潮時だと気がついていたのに
僕の心が少しずつ離れていく
「すぎたことにくよくよしないで」
君がそう言うのが聞こえた

 

それでもサリーは待ってくれた
並んで歩きながらもう潮時だと気がついていたのに
彼女の心が少しずつ離れていく
「すぎたことにくよくよしないで」
君がそう言うのが聞こえた

 

だからサリーは待ってくれた
手遅れだと気付きながらそばを歩いてくれた
僕の心が少しずつ離れていく
「過去のことで怒るのはやめて」
「もうすぎたことよ」
君がそう言うのが聞こえた

 

もう過ぎてしまった昔の話